働く事はお好きですか？自分は嫌いです。アストルティアでは遊ぶという形で何不自由なく働けますが、リアルで働く事が楽しい！とお思いになられる方は意外と少ない筈。ストレスなく働ければ楽しいのですが世の中そう甘く無いもの。働けば働く程にアストルティアの職業事情が羨ましく見えてくる筈
現実から見れば天国に思...わない方が良いかもしれません。アストルティアの労働環境実は相当劣悪で24時間勤務は当たり前。休日はおろかちょっとした休憩時間も存在しません。これを聞くだけで現実の労働環境の方がよっぽどマシに思えてきますがちょっと待った。まだ働いている人の勤務事情を書いていません。マシだと思うのはこれから書くアストルティア1のブラック企業戦士「ビョルン」の仕事内容を見てからでお願い致します
アストルティアにおけるみんなのトラウマビョルン。皆様ご存知の通り彼の職業は宿屋の案内係。主な職務内容は福引き管理人で、冒険者が頑張ってかき集めた福引き券を巻き上げる役目を担っています。福引き担当は彼以外にも数名いますが、彼だけその仕事量が尋常ではなく特に新ボス実装日にもなると、常人ならいくらでも倒れる事の出来る程膨大な仕事をこなす事に。重ねて新コインが当たったor当たらなかった喜びと悲しみ入り混じった、ドロドロ極めたオーラを一身に浴びせられまくられる。憎まれ役だとしても悲し過ぎるまでの鬼畜極まるブラックさ。そんな漆黒でも生温いこの仕事を彼は何と11年も続けています
彼の宿屋に対する忠誠心の賜物か、それとも感情を失ったからかはわかりませんが、今日も案内係を務めるそのフィジカルさは賞賛に値します。他の案内係にも是非見習...彼等も24時間勤務でした。彼の事を詳しく知らない方が、他の案内係にとっては幸せなのかもしれませんし、もしかしたら他の案内係が被る筈の不幸を肩代わりしているのかもしれません。パラディンの発祥はオーグリードですし、可能性はあると思います。もし本当なら主人公ですね
感謝したり憎んだりしてもビョルンのおかげで今のグレン宿屋がある。アストルティア1の不幸者と呼べるかもしれない彼から学べる事は
ドラ10の世界に異世界転生しても案内係には絶対にならない。なるなら遊び人になりましょう
