最近になって運が悪いなって思ったこと、ありませんか?運が悪いことといっても滑って転んだとかの、ちょっとしたものから都合の良い時に限って邪魔が入ったとかの、眉をしかめるくらいイラってなることとか、大小色々あれど感じたことがあるかもしれません。小さい不幸はさておき中くらい以上の不幸でイラっとするのは、現実は勿論アストルティアでも同じで、職人で大損してうわぁぁぁぁって心にきたり、バトルで思い通りにいかずストレスが溜まり、味方にあたったことはありませんか?今回はそのバトルに対しイライラすることに焦点を当てて、書いていこうと思います
ドラクエ10には強敵と戦う王道ものから、釣り等のマニアックなものまで色々なバトルがあります。それらを全て書くのは面倒くさがりには苦なので、今一番アツいであろうバトルトリニティをテーマに選んで書くことに決めました。既にプレイされた方はおわかりかもしれませんが、バトルトリニティはプレイヤーVSプレイヤーの戦う対人戦。つまり相手は予め用意されたCPUではなく、あなたと同じコントローラーやキーボードをカチカチやっている人間。この対人戦の良さを一言で現すなら
一戦毎のゲーム展開が決まったものではなく、遊んでいて飽きないということ。CPUが操作する摩天のボス等はある程度行動パターンが決まっていて、攻撃を躱す等の対策を立て攻略するのが定石ですが、人の操作するアバターは操作している人の気分次第で行動が決まるので、職業等のステータスや行動の癖は対策できても、毎度毎度その通り動くとは限らないし、常に同じ相手と戦えるという保証がない以上、ステータス以外の対策はあってないようなもの。これがあるからこそ面白く、対人戦が支持される理由の一つなんですよね。けれどこの対人戦めっちゃ楽しいけれど、マイナスと言えばマイナスな点もありまして
CPU戦よりストレスが溜まりやすいのです。同じ人間同士戦うのだから、ゲーム中イラっとするのは悲しきかな当然のこと。おままごとみたいなゆるふわな遊びならストレスフリーでやれますが、トリニティで試合が繰り広げられるのは、慈悲など微塵もない戦場
今の絶対当たっただろ😅
何で死んだの!😡
は?😡
なんてイライラした覚えがある方は絶対いるはず。上に挙げたのはまだぬるい方ですが、そんな大小様々なストレスが積み重なると
プッチンってなります。俗に言うあったまるですね。こうなってしまってはさあ大変。ただ怒るならまだマシなのですが、怒りの矛先が味方に来て
(味方名)いらん!
(味方名)のせいで全部こうなったんだぞ!
なんてことになったら、もう目も当てられません。上に挙げたのは出来る限りマイルドに書いた暴言ですが、誰か1人でも激昂すると全体の士気が死んだも同然になり、負けることがほぼほぼ決まってしまうので、最悪の展開は絶対避けたいところ。けれどこうなるのは、ある意味では仕方ないと言えます。何故ならこのトリニティ実力が均衡、つまり公平なチーム編成になることがあまりないからです
公平なチーム編成にならない理由を大富豪で説明しましょう。まずあなたを大富豪で(ジョーカーを除いて)一番強い2のカードで表し、他にマッチした方4人を3 5 6 Jで表します。そしてトリニティは5人のチームで勝負するので、これ以上カードを増やさずこのまま勝負に臨みます
あなたのチームのカード内訳は
3 5 6 J 2
敵チームのカード内訳は
9 10 J K A
8 Q A A 2
となりました。どう考えても今の手札で敵に勝つことは難しいですよね。シャッフルも出来ないし、この手札のまま挑むしかない。この実力の格差がトリニティでイライラする主要な原因であると、自分は思っています。実力がかけ離れている以上、不利になってしまうのは悲しいけど当然。こっちは弱いのにあっちは強い!理不尽だ!なんて思うかもしれませんが
味方にいるのはほとんど初心者。もしかしたらでたらめに強い誰かのサブかもしれませんが、大体は未熟なりに頑張っている人達。上手い下手ら関係なしに50万Gの為、上級者達と同じく己のクラブ、或いは種族の誇りの為に戦っていることは確か。そもそも同じ試合に挑んでいるのだから、お互い掲げる目的もまた同じ。頑張る。これだけでも立派なことなんですよ。頑張れば後から実力も付いていきますし、伸び代だってあるはずです
そして忘れてはいけないのが、あなたも最初は初心者であったということ。今あなたが強いのも、初心者だった時期があったからこそ。そのときに抱いていた初心を、今も忘れていませんか?どんなに不利なマッチになって散々な試合展開になっても、決して投げ出さず後輩の為に最後まで頑張る。無双する強さもそれはとても素晴らしいものです。そこに新しい閃手候補生を労る強さがあれば、どれだけ美しいことでしょう。そして自分は無双よりも、労わる強さの方が好きです。優しさも強さのうちですからね
トリニティに限らずエンドコンテンツ等の要素でも、初心を忘れないことは大切なことだと思います。どれだけ強くなっても、初々しい自分はいつまでも忘れないでいたいものですね