クリスマスイブです!!!う...。なんて話題は今は置いておいて、突然ですがホラーはお好きですか?肝試しやお化け屋敷等夏に大人気なこの娯楽、実は冬にも一定の需要があるんです。そして今の季節は冬真っ盛りで、それに加え今はクリスマスシーズン。前々からやりたかったホラーイベをクリスマスプレゼント代わりに出来ないかと
昨日思い切って開催してみました。企画したホラーの内容は「参加者全員の発言や行動でストーリーが変化する」というもの。あらすじからの続きの物語をみんなで作り、最後にハッピーエンドを迎えて終わらせる。こういうタイプのホラー、中々ないと思いません?初めてホラーに手を染めるには難易度が高すぎる!そう思ったのは開催2日前のことでしたが、当日何とか無事に終えることが出来ました!
参加された方達はどんな物語を作ったのか?ハッピーエンドは迎えられたのか?会場での出来事を、覗いてみることにしましょう
3日連続麻婆豆腐!
これじゃなくて...
開催前の受付時間から、沢山の方がお目見えになられました。これから恐怖でビビらせれる事を想像すると、にやにやが止まらないねぇイッヒッヒ!と思える余裕はとてもなく、この時点でめっちゃ緊張してました。どんなイベであれ、開催前は決まって武者震いしてしまうんですよ...。そうそうあらすじはというと
浜辺の奥にある大きなお屋敷。そこの主人は昔ジュレットの町に越しながら、町人と交流することを全くしなかった。会話すら一切交わさないまま、ある日彼は浜辺の奥に建てたお屋敷に住み着く様になる。彼が町を離れてから時は過ぎ、町に彼がいたということを知る人はいなくなった
彼がいなくなってある日のこと、ジュレットの町にカレーライスが届けられた。カレーライスはかつていなくなった彼が作ったもので、突然カレーライスが届けられたことを不審に思った町人は、彼の屋敷をこっそり調べることにした
調査を始めてわかったことは
屋敷には時々えるこが訪れ失踪を遂げる
訪れた後にカレーライスが届けられる
の二点。訪れたえるこが決まって消えるという不気味さから屋敷には「人喰いハウス」という名前を付けられて不気味がられ、調査する者はいなくなった
そんな誰も寄り付かなくなった人喰いハウスから、クリスマスの日に招待状が送られて来た。人喰いハウスには何があるのか興味を抱き、そして家主は何をしているのかと問い詰める為、屋敷に足を運ぶ町人たち。屋敷の中には、一体何があるのか...?
屋敷でクリスマスパーティー!序でにお誕生日パーティー!えるこはいるだけでありがたいから、えるこ全員が誕生日!警戒心なんて捨てて、祝い褒め称えまくっちゃいました!
来てくださったえること町人の皆様に、主人秘蔵の物語を読み聞かせちゃいました!悲しい物語を朗読した後はお食事タイム!町人の皆様なら絶対好きな、カレーライスを腕によりをかけ作っちゃいますよー
調理器具器具を用意したのにえるこ達がいない!主役がいないとカレーライス作れないし、何より来られた町人の皆様に申し訳ない...。早く探さないと!
全員見つけたから調理するよ!さぁこの牢屋に入ってえるこちゃん!え、どうしても入らないって?
仕方ない
そこまで入りたくないなら
自分が入っちゃうし、入っちゃったよ!
あれ、これだと調理出来ないじゃないの!
それならばえるこ達に作ってもらおう!えるこが作るカレーライスは、自分が作るそれよりずっと美味いはず!うん、名案!ということで僕を肉にして作って!
遠慮はしなくていいよ
僕目が覚めたんだ。かわいいえるこを使ってカレーライスを作るのが、どれだけ罪深いことだったのか、今気付いたんだ。その罪を償う為にも、僕でカレーを作って!
え、調理職人誰もいない...?
なら僕自ら!ギャァァァァァァ‼︎‼︎
ハッピーエンド。カレーライスじゃないのには突っ込まないでください...
ハッピーエンド記念の集合写真!
シナリオを見て薄々お気づきになられた方も多いと思われますが、当初予定していたホラーとはかけ離れた、シリアスな笑い続出の喜劇が繰り広げられました。いざやってみてわかったけれど、ホラーめっちゃ難しい...!「ギャグとホラーは紙一重」とはよく言いますが、その言葉の意味がとてもよくわかりました。ホラーとしてはあれだったものの「面白かった」等の声が多く上がり、嗚呼...なんて良い人達なんだと心の底から思いましたね...。クリスマスの暖かさに負けず劣らずの暖かさでした。ホラーと銘打っておきながら、あまり怖がらせることが出来ず申し訳ございません!けれど皆様と過ごした一時間、とても楽しかったです!
改めまして本当ありがとうございました!
カレーの肉になったえるこの墓場が、皆様を恐怖に陥れた唯一のポイントとなりました。えるこの肉は食べたくないけれど、えるこが作るカレーは自分もめっちゃ食べたい...!