ドラ10の主人公、つまりあなたは歴代ナンバリングの主人公達と比較すると、とんでもなく悲運な運命を歩んでいると言えます
歴代のナンバリングで悲運な主人公といえば、真っ先に思い浮かぶのが4と5の主人公。戦闘で死ぬのは勿論村が滅ぼされたり奴隷や石になったりと、常人だと即精神が壊れるくらい、それはもうウルトラハードな人生を歩んだ訳ですが、10の主人公はストーリー始まって早々に死に、またストーリーで死んでは死んで、挙句の果てにはver5のOPで死に様が晒されると、とにかく死にまくるという4と5の主人公の方がマシなのでは？というくらいの過酷な人生を、それも現在進行形で爆進中
ストーリーで死ぬだけでなく、操作ミスや戦闘中予期せぬ不運でも死ぬ10の主人公。しかしアストルティアには、ある意味主人公並みかそれ以上に、ひどく辛い人生を歩んでいるだろうと思えるNPCが、少なからず存在するのです
ということで今回は、そんな辛い人生を歩んでいそうなNPC達の中から、4人を抜粋してご紹介したいと思います。彼等を見て涙しない様、手で涙を拭く準備をしてからのご閲覧をおすすめしますね
チャンピオンにはなれましたか...？
まずご紹介するのはランガーオ村にある武闘場の脇にて、一心不乱に剣を振りまくるゴアンゾさん。この画像を見て彼のことを初めて知った...という方は、多分多いのではないでしょうか？それもそのはずゴアンゾのいる武闘場、意図的に行く機会が相当限られているので、ゴアンゾを知っているという方が不思議なのです
そんな限りなく知名度の低い彼には、モブという肩書きに反するビッグな夢があります。それは村のチャンピオンになり、母ちゃんに楽をさせるというもの。剣を振りまくっているのは修行の為。夢を叶えようとする彼の直向きさが、見てとれますね
夢を持つことは確かにいいことです。が、その夢を持ったのは9年間。正確に言うならばサービス開始初日。そして修行し始めたのもサービス開始初日。9年もどうの剣を振り回して腕、大丈夫なのでしょうか？そもそも何故9年も同じことしてることに、違和感を抱かないのでしょうか？ここまで直向き過ぎると、憐れに思えてきます。親御さん、ゴアンゾくんのことそろそろ心配してあげてください
恐らくゴッドジャグリングを最も上手く扱えるNPC
お次に紹介するのはキラキラ大風車入口にいる、ジャグリングをしているプクリポ。この方も上のゴアンゾさんと同じく、何とサービス開始初日(かも？)から今に至るまで、一切休む事なく正真正銘年中無休で同じことの繰り返し。こんなにジャグリングしていると、休んだときが全身の筋肉の死のときと思えてきます。そう考えると、もうそのままにしておいた方が彼の為なのではないのでしょうか
彼の周りには埃が存在しない
人間にとって食べることとは、生きる上で最も重要な要素であるといえます。食欲を満たせてストレスも発散出来るし、どうせなら沢山食べたいものです。食いしん坊万歳！そんな食いしん坊を地で行くのが偽りのセレドにいるドーパくん
一見するとこの子笑顔で果物を食べている様に見えますが違います。笑顔で空気を食べています。彼の手の動きをよく観察してみると、まず果物はおろか皿にすら手をつけていないのですよ。新手のダイエット方法か何かでしょうか？あたかも食事する様に空気を食するのは、確かに効果がある気もしないではないのですけれど、これだとほぼ確実にリバウンドしそうです。後もう1cm手を前に出せば食事にありつけるのですが、それに気付く日は果たして来るのでしょうか
職種棒立ち 年中無休無給の休憩無し
もう解放されることのないであろう、ギルドの扉を頑なに守り続ける不動の者。休み無しで24時間棒立ち、楽っちゃ楽ですがいくらなんでも虚無すぎます。日が昇り陽が沈むのをただ見守るだけの毎日、多分ギルドの前にいる警備員達がアストルティアで最も、不幸な人生を歩んでいるのではないでしょうか
死にまくりの人生か棒立ちの人生、どちらが幸せな人生と呼べるのでしょう。この哲学的な問題を見た自分は、左腕をぽりぽりと搔いたのでしたとさ
めでたしめでたし？
